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天然採取行者にんにく(アイヌネギ)を北海道オホーツクの山深き沢から

北海道オホーツクの天然行者にんにく(アイヌネギ)採取地
本年の取り扱いを終了しました!
 

天然物の行者にんにくを北海道オホーツクの山懐から採取しました

修験者の滋養強壮食として広く知られる行者にんにくですが、むしろ北海道ではアイヌネギと言われ、アイヌ民族は料理だけではなく、薬用にも時には祭礼にも珍重してきました。アイヌの人々はその比類のない香りと辛み・コクのある甘さに強い生命力の源があることを知っていたのです。

桜前線とともにオホーツクでは行者にんにくが一気に出現します

行者にんにく(アイヌネギ)は近畿以北に広く分布していますが、北海道オホーツクではゴールデンウィーク前後になってやっと採取の時を迎えます。しかもそれは一気に!長く深い山雪の下で耐えてきた宿根から、気温の上昇とともに葉や茎はまさに一気に伸びてきます。このオホーツクの野生ならではの強い香りと強い甘みが、オホーツクの行者にんにく(アイヌネギ)が他の産地の行者にんにくとは全くの「別物」であることを思い知らせるのです。

国道から10km、林道から1km、ヒグマとの遭遇もある山深き沢が採取地

北海道オホーツクの北見市常呂町。20年以上の山菜取り名人福島勇さんが採種する場所は最も近い国道から10kmの林道の奥、さらにそこから1kmの沢地を分け入ります。腰にはヒグマよけの鈴をつけて。そして自生する場所はどこも急傾斜地、深い木立に邪魔されず、太陽をいっぱいに受けることのできる場所がそこだからです。
行者にんにく(アイヌネギ)天然もの採取名人 北海道オホーツクの天然採取行者にんにく(アイヌネギ)

福島さんが採取するのは5年〜6年もの。決して若い芽を乱獲しない

山菜取りのベテラン福島さんが採取するのは少なくとも5年〜6年もの。行者にんにく(アイヌネギ)は生育に時間がかかります。2年目にして芽を出し、3年目に葉が2枚となり、4年目に茎が伸びますが、まだネギのような白い茎にはなりません。5年目にようやく7〜8ミリ程の太さになり収穫するのです。そうでなければ次の年、そこに行者にんにく(アイヌネギ)は出ないのですから。まさにアイヌの人々がそうしたように、「自然との折り合いをつけることが何より大切だ」と福島さんは考えているのです。


天然採取した当日又は翌日に発送いたしますので、現在予約を受付中です。


天候や採取地の生育状況、熊の動きなどの条件により、収穫できない日もございます。天然のものを天然のままの鮮度でお送りいたしますので配達日の指定はお受けできません。
また、福島さんは乱獲をしませんので、年間の採取量の見当があります。この貴重な食材を確実に調達いただくために、現在予約を受け付けております。どうぞお早目のご注文をお願い申上げます。

下記  から通常の手続きでご購入下さい。受注順、発送予定はメールでお知らせいたします。

天然採取もの行者にんにく(アイヌネギ)
    (採取地)北海道オホーツク北見市常呂町の山奥
北海道オホーツクの天然採取行者にんにく(アイヌネギ)500g 出荷日は採取当日又はその翌日(出荷日の指定はできません)

  500g 3,000円(税込み・送料別)
  
※左の写真参照  
                   
  1kg 5,000円(税込み・送料別)
 ※左の写真の倍   
                   
 同梱不可・クール便(冷蔵)
 ※別途送料が発生致します。送料の詳細
 につきましてはこちらを必ずご覧下さい。

               


行者にんにく(アイヌネギ)の栄養成分・効用について
ユリ科ネギ族の多年草。冬は地上部は枯れますが宿根で越冬します。
独特の強い匂いと辛みのもととなっているのはアリシン(硫化アリルの一種)です。アリシンは血液をサラサラにし、血中の脂質を減らし、糖尿病、高血圧、動脈硬化の予防に効用があります。
またアリシンは、ビタミンB1の吸収を助け慢性疲労や筋肉疲労の回復を促します。滋養強壮効果はこのためです。
さらにアリシンには、香気成分による神経の鎮静効果、発汗作用による下熱効果、抗酸化作用などの効用も期待されています。なるほど先人にはこうした数々の効用が自然と理解されていたのですね。

行者にんにく(アイヌネギ)の食べ方・レシピ
行者にんにく(アイヌネギ)の食べ方・ぬたとおひたし

行者にんにく(アイヌネギ)の美味しさの真髄はその香りと独特の甘さ、そして歯ざわりにあります。(特に甘さは辛み成分が熱により変化するもので、軽く熱を加えることでグンと増します。)この美味しさを壊さない食べ方は、香りの強いもの、味の濃いものとの付け合わせを避けることです。
やはり一番の食べ方は、軽く湯通ししておひたしやだし醤油漬けが最高です。せいぜいが薄味の酢味噌あえ程度にして、どうぞ比類なき行者にんにく(アイヌネギ)の美味しさを堪能してください。

レシピといっても難しいことはありません。沸騰した鍋に茎のほうから入れ、30秒程度で取り出し冷水に放ち色止めしてください。生食もできるものですから茹ですぎないことが肝心です。

行者にんにく(アイヌネギ)との食べ合わせで是非ともおすすめしたいのは肉です。行者にんにく(アイヌネギ)の主要な成分であるアリシンがビタミンB1と結びつき体内に効率的に吸収させるのですから、これが本来の食べ方かもしれません。北海道の地元ではラム肉と一緒に食べることが広くいきわたっています。

とにかく一度食べるとやみつきになる独特の風味をお試しください。