1.バス転換と赤字額について
 
 
Q.バス転換で銀河線の赤字はなくなるのですか?
 
A.バスになって利用者が減れば、その分赤字は増えてしまいます。鉄道を再生し、増収・経費節減を実行すれば、赤字をバス以下に抑えることもできるのです。
 
 
Q.バスになると、なぜ利用者が減るのですか?
 
A.鉄道の便利さがなくなり、利用者が減ると、バスの本数自体が減り、ますます利用しにくくなる、という悪循環に陥ります。
 バスが使い物にならなければ、沿線には住めません。住民は沿線外への移転を余儀なくされ、過疎化が一層深刻になる恐れがあります。
 
 
Q.赤字が鉄道以上になる可能性があるのに、なぜバス転換にこだわるのですか?
 
A.バスの運行には国の補助があるからです。自治体負担額の大部分も特別地方交付税で措置されます。
 経費総額では鉄道の方がはるかに経済的であるにもかかわらず、自治体負担額は鉄道の方が多くなっているのです。大変不合理と思いませんか?
 しかし、利用者が減ればバスも廃止されます。その場合、沿線自治体が自力で町営バス等を運行しなければなりません。この負担額は膨大です。
 

 
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1.バス転換と赤字額について
2.バスは鉄道の代替交通になりえるか
3.鉄道存続再生への道のり