いいものだけをオホーツクから!北海道オホーツクの地域ブランド商品を産地直送で
          いいものオホーツク通信
「いいものオホーツク通信」は食を中心にしながらも、オホーツクの様々な魅力ある情報をお伝えしてまいります。発行は不定期ですが、お楽しみにしていてください。
【第5号】
☆■■■■■■■■■■■■■■■■いいものオホーツク通信第5号■
■■☆■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■☆■■■■■■チーズとお餅第2弾!■■■■■■■■■■■■
■■■■☆■■☆■■そして、究極のチーズ料理"アリゴ″に挑戦です■  
■■■■☆■■☆■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2007年2月3日■
――――――――――――――――――――――――――――――――
いいものオホーツク通信のバックナンバー(画像も追加)はこちらから
http://www.okhotsk.biz/tuusinn4.html
――――――――――――――――――――――――――――――――

          オホーツクは冬真っ盛り!流氷も来ました。 

 暖冬なんですよね。やはり地球温暖化の影響はしっかりと現れていますね。
少し困ったものです。オホーツクにとって「流氷」は風土、生活、産業の全
てに関わる決定的要因なのですが、毎年この絶対量が減少しているのです。
 オホーツクがオホーツクであるためには地球温暖化は絶対に阻止しなけれ
ばならないのです。
 それでも、ちゃんと今年も流氷が来てくれました。2月はオホーツクの冬真
っ盛り!「流氷祭り」、「雪祭り」、「しばれ祭り」とあちこちの市町村で
冬の祭り最盛期です。厳冬下の「焼肉祭り」等というのもありますよ。

今年の流氷第一弾は2月1日に着岸しました。(紋別にて5日夕方撮影)

 オホーツクの真冬イベントはこちらから
 オホーツク観光連盟公式ページ
http://www.okhotsk.org/news/news.html
 皆さん是非とも、オホーツクの真冬体験にお越しください。

 さて、今回もチーズとお餅第2弾をお送りします。そして、究極のチーズ料
理「アリゴ」挑戦記も掲載しました。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇◆◇◆◇お餅、お醤油、海苔そしてナチュラルチーズ!その2◇◆◇◆◇
――――――――――――――――――――――――――――――――――
 前回は「カッチョカバロ」を焼いて餅に合わせましたが、今回は「トム」、
「ゴーダー」といったハード系チーズを取り上げます。

「トム」というチーズは、農家製チーズのの原点的チーズで、「そこらじゅ
うにある、ありふれた小型チーズ」の総称的使われ方をします。このハード
チーズをすりおろしておいて、醤油に絡めたお餅を更にこれに絡め、海苔を
巻いてガブルです。実に簡単。

トム・ド・アドナイを卸しました。 海苔は浅草ですが、

 今回はトムでやりましたが、パルミジャーノ等、手に入り易い粉チーズで
も充分に美味しいですよ。
 パルミジャーノと比較しますと、今回使ったチーズ工房アドナイの「トム」
は、とっても優しい味わいで焼いたお餅の焦げ、醤油や海苔風味をよく引き
立ててくれました。

アドナイの「トム」はこちらから
http://www.okhotsk.biz/adonai.html

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆◇◆チーズとジャガイモを使った究極かつ完全のチーズ料理:アリゴ◆◇◆
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 チーズとジャガイモの取り合わせは食品として完全であるという事はご存知
でしたか?チーズの原料である牛乳は、それによって子牛を育てるのですから、
ありとあらゆる栄養素が含まれていることはよく理解できると思います。ただ、
その中にないものが二つあります。それはビタミンCと食物繊維です。そして、
それを補ってくれるのがジャガイモなのです。
 世界中あちこちにチーズとジャガイモ料理のレシピが存在するのにはそうし
た背景があったのですね。
 さて、チーズとジャガイモ料理の究極にあるのが「アリゴ」というフランス・
オーベルニュ地方の伝統料理です。これがどんなものかとても言葉では説明で
きかねるのですが、是非「アリゴ」でネット検索してみてください。

私のお薦めサイトはこちら、ツアーコンダクター小松良一様のページです。
http://www.nta.co.jp/ryoko/tourcon/2004/040826/

 オーベルニュ地方では「フランス最古のチーズ」といわれる「ライオルA・O・
C」の若いものが使われるのですが(これは幻といわれるぐらい手に入らない生
産量です)、今回はわがオホーツクのナチュラルチーズ2種類で作り分けました。

 チーズ工房アドナイの「トム」と工房シーサックルの「モコロ」です。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆◇◆◇◆◇◆◇◆究極のチーズ料理アリゴのレシピと挑戦記◆◇◆◇◆◇◆◇
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 私はいつも量を測らず料理してしまうので、レシピはいい加減ですが、チーズ
は「トム」又は「モコロ」、その倍量(グラム)のジャガイモ、バター、にんに
く、生クリーム、塩、コショウだけです。
 にんにくをみじんにして、バターと一緒に弱火にかける→にんにくの香りが出
たら生クリームを加えて→生クリームが温まったら→サイコロ状にしたチーズを
加えてゆっくり溶かす→茹でて裏ごししたジャガイモ(マッシュポテト)を加え
て→後はひたすら木べらで煉ります。水分が抜けてくると木べらに絡まり持ち上
げると柔らかい餅のようにビューンと伸びます。それで出来あがり。塩コショウ
は適当に。


 失敗しないコツは、必ず弱火にすること。バター、にんにく、生クリームはど
れも強火は厳禁です。それと、この料理には水分が微妙に影響しますのでジャガ
イモは粉吹きにしないこと、さまさないこと。チーズも熟成の進んだものより、
少し水分を持った若いもののほうが滑らかに仕上がります。チーズの皮部分は入
れないほうがきれいに溶けます。木べらで煉るので手首がだるくなることも覚悟
してください。
 味は、チョッと説明しがたい。たぶん比較できる食べ物はないでしょう。しか
し、これは絶対美味い!作り置きしておいて、レンジで暖めたり、グリルで焼く
こともできます。
 栄養、味、作る事の大変さ、三拍子そろって究極のチーズ料理ですから、是非
挑戦してみてください。

 2種類のチーズを使い分けましたが、その違いがちゃんと分かってとっても楽
しくなりました。「今度は、あのチーズで作ってみよう!」という気にさせてく
れる料理です。

アドナイの「トム」はこちらから
http://www.okhotsk.biz/adonai.html


工房シーサックルの「モコロ」はこちらから
http://www.okhotsk.biz/siesakkuru.html



=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=
▲▽▲▽「いいものオホーツク通信」の配信を希望されない方は▲▽▲▽
=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=

ご面倒ですが、「通信の配信不要」と明記の上、master0429@okhotsk,biz
にメールをご送信下さい。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
オホーツクの地域ブランド応援サイト
いいものオホーツク
http://www.okhotsk.biz
お問合せは master0429@okhotsk,biz
店長 廣井幸治まで
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。